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パワハラ認定されない「コミュニケーションエラー」インシビリティとは?【リモートorリアル】組織作りの落とし穴(坂井風太、柴田陽子、澤円、丸山英児)TheUPDATE
作成日: 2024-06-09T04:34:00.000Z
最終更新: 2024-06-10T14:33:00.000Z
NewsPiscksの動画。
面白かったので、特にお気に入りのポイントをメモしておく。
リモート or リアル
- リモートは、個人の生産性は上がりやすいが、チームの生産性は落ちやすい。ただし、リアルで生産性が高いチームはリモートでも生産性が下がりにくい。やり方や引き出しの違い、アプローチを変えられるか、そのテクニックを持っているかどうか。
- リモートとリアルはVSで語るものではない。選択肢である。どちらが最適なのか、その時に最適な手法を考えて、デザインする・切り替える。
- リモートは時間と空間の超越。リアルは、時間・お金のコストを払わせるもの。リアルをするのであれば、それ以上の価値を提供する責任が伴う。
- 営業などにおいては、印象のコントロールという観点でリモートとリアルを切り替える。リモートであれば、画面の中をデザインして、相手に対してどのような「印象」を与えたいのか、そこから逆算して印象コントロールをする。一方で、リアルに関してはリモートでほとんどのことは解決できることは世の中ですでにバレており、その価値を超越するようなことはなかなかない。
リアルが有効な例としては、アメリカから社長がわざわざ来るという例が面白い。
「遠く」から「時間とお金」をかけて、さらに「忙しい人」が来ることによって、相手に熱量を伝えることができる。一発で決めたい時には有効打。
また、温度と香りの共有から相手との距離を詰めやすい。話しにくい問題などを進めるにおいては、距離感を詰めている前提のリアルの方が話の進展がしやすい。
- 大衆とのコミュニケーションは、リモートやチャットなどを使うといい。リアルで全てを完結させようとすると、意見が出てきにくい。
ハイブリッドワーク時代に必要なマネジメント術とは
- リモートはサボりやすい傾向にある。マネジメント観点で、上司からの「”被”信頼感」があるとモチベーションを保ちやすく、サボりにくくなる。
つまり、部下が上司から信頼されているということを感じていると、部下のモチベーションを高められる。
「XXXさん、いつも、ありがとう。OOOしてくれていて助かっているよ」
感情を伝えることをサボらない。
インシビリティ
相手を傷つけようとする積極的意志は曖昧なものの、他人に対する思いやりや配慮を欠いた失礼で無作法な言動のことです。
slackでぶっきらぼうな態度をとること、会議前に資料を読んできていないなど、ハラスメントではないが、失礼である行為。問題にはされにくいが、着実に組織に悪影響を及ぼし続ける。さらに人から人へ伝染しやすい。
「このくらいでいいんだ・・・私も次からはこれでいいや」
マネジメント
メンバーが全力疾走できる環境を整えてあげること。
そのブロック要因を自分の権限で取り除いてあげること。
- 周りからの信頼を損なわないルールづくり。インシビリティしていないかどうかを機械的に判断できる土壌を作る。
- 「サボっている」と「成績」に相関関係はないこともある。
サボる = 力の抜き方をわかっている。(※良質なサボるの例)
サボる行為が会社の業績を最大化することに最も効果的な場合、それは投資。 - 未来を作るための相談は、対面が向いている。
報告や連絡は、MTGする必要がない。見ればわかる話は、見れるようにしておけばいい。ツールを使えば良い。 - 大企業でもスタートアップでも数十人のチームの集合体なので、大きな違いはない
まずは半径数メートルの周りの人たちを幸せにする「チームづくり」