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心理的安全性のつくりかた
作成日: 2023-06-04T14:49:00.000Z
最終更新: 2024-08-07T13:14:00.000Z
心理的安全性とは
- 正解がない時代で必要なのは、チームが実戦から学習すること
- このチームの学習を促進するのが「心理的安全性」
- 心理的安全性とは
- <u>地位や経験</u>を問わず、誰もが素直な意見・素朴な疑問を言うことができる組織・チーム
- 組織・チームの学習・成長と未来のパフォーマンスの先行指標
- 例:医療チームの研究
- 治療成績の<u>良いチーム</u>の方が<u>ミスの報告数が多かった</u>
- やらかした時に素直に言える・ミスを適切なタイミングで報告ができる
- 治療成績の<u>良いチーム</u>の方が<u>ミスの報告数が多かった</u>
- 「仲が良ければ良いほど良い」 ≠ 心理的安全性が高い
心理的「非」安全性
- 罰や不安を与えるようなチーム = 心理的非安全性
- 罰や不安は行動を<u>減らしてしまう</u>
- 銀の弾丸はない
- 作るのも壊すのも、ひとつひとつの行動の積み重ね
- よくある話しづらい
- 上司・先輩がとにかく不機嫌
- 何を言っても否定される
- 失敗の責任を追求される
- 話の腰を折る
心理的安全性の4因子
話しやすさ
言いにくいことも言える
助け合い
必要な時に、助けを求められること
挑戦
成功・失敗を問わず、やったことを褒めることで挑戦を増やす
必ず成功するようなものは挑戦とは言えない。
失敗するからこそ挑戦である。
責任を取らせるようなことは、挑戦を減らすし
周りも挑戦すると責任を取らされると認識して挑戦をしなくなり、結果総量が減ってしまう
新奇歓迎
必ずしも的外れが相手だけとは限らない。
的外れなのは、自分かもしれないという視点を忘れないことも大事。
さまざまな視点を集めて、初めて浮かび上がる現実もある。
「気づいているけど、黙っていよう・・・」を無くす。
- 意見を言っても「安全」だから「健全に衝突」できる = 人・チームを育て、業績・イノベーションにつながる。
リーダーシップとしての心理的柔軟性
- チームの状態はそれぞれの会社・組織・チームで違う
- 正解はない
- ひとつひとつの組織・チームに応じて柔軟に対応できる心のしなやかさ「心理的柔軟なリーダーシップ」が大切
- リーダーはポジション、リーダーシップは他者へ影響を与える能力
- 「心の中・性格」ではなく「行動に集中する」
- 「相談してよかった」と思ってもらえない
- 「相談した方がいいかも」というタイミングではなく、「相談するしかない」という手遅れなタイミングになる
- ベストなタイミングを逃してしまう
- 「相談した方がいいかも」というタイミングではなく、「相談するしかない」という手遅れなタイミングになる